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【主務ブログ vol.2】目標のその先

主務の倉山 裕子(4年)です。

信じられないことに2020年も半分が終わってしまいましたが、皆さんはどのような半年を過ごされましたでしょうか。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて人々の意識や生活習慣が大きく変化する中で、最近は少しずつ日常のようなものが戻りつつあるのではないかと思います。


私個人にとって2020年は、4年生として、主務として、このチームで闘うことができる最初で最後の1年です。

それがもう折り返しを過ぎてしまったのかと思うと、時の流れの早さに改めて驚かされると共に、少しの寂しさがこみ上げます。


未知のウイルスが日本で猛威を振るいだした約3か月前、チームは大学からの要請を受け、活動の自粛を余儀なくされました。

それからも、大学や関東学生アメリカンフットボール連盟からイレギュラーな通達が日々入ってきており、いち学生である私でも、その苦慮や葛藤を推し量ることができます。


私たち2020SNAILSは、“一部昇格”を目標に掲げてスタートしました。

しかし、ニュースでは、連日あらゆる業界が感染症によって大きな打撃を受けている様子が報道されており、スポーツ界もその例外ではありません。

ソーシャルディスタンスが叫ばれている中で、ほとんどの競技は試合の中止や延期、開催方法の一部変更など、何かしらの対応を取らざるを得ない状況となっています。


関東学生アメリカンフットボール連盟も、今年のリーグ戦に関して、公平性・安全性をどのように担保するかを考慮し、力を尽くしてくださっているということですが、まだ明確な発表はありません。

2020SNAILSとして、“一部昇格”に繋がるスタート地点に立つことができるのか。

それすらも危ぶまれている状況で、ふと意味もなく道をさまよっているような感覚になることがあります。


そのような時に思い出すのは、あるOBさんからいただいた言葉です。

「勝つ、だけじゃなくてその先の目的を明確にしてほしい。」


私が入部してからの過去3年間、チームは“TOP8昇格”や“一部復帰”を明確な目標として掲げてきました。

しかし、毎年SEASONの結果が振るわず、途中で上位リーグとの入替戦出場の道が絶たれ、そのわかりやすい指標を失うという経験をしてきました。

一方で、それぞれのSEASONには、最後まで全力で闘う4年生についていった中で得た、学びや思い出が多くあります。

それはきっと、歴代の先輩方が、チームの根底の部分として“目標”以上に“目的”を重視してくださっていたからだと感じます。


最近、リクルートを通して新入生と関わる中で、自分がこのチームに入った理由をふと思い返します。

私が強く惹かれたのは、勝ちという目標よりもむしろ、その過程で先輩方が得たスキルやマインドでした。

例年と形や時期は少し違いますが、今の現状は、そのようなチームが本質として目指すべき部分を、より明確にできるチャンスだと捉えられるのではないでしょうか。


まずは、“一部昇格”をしっかりと見据えて、確実に地力を付けなければいけません。

一方で、どのような結果になるにしろ、2020SNAILSが闘った証を何かに残せるように、そして後輩に少しでも多くのものを残せるように。


ゴールで「最高の1年だった」と笑顔で言える未来を描きながら、ここからの時間を過ごしていければと思います。

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